Q & A

鍼灸治療について

Q.
ハリって痛くないですか?
A.
「全然痛くない」もしくは「思ったより痛くない」というのがよく聞く感想です。鍼治療に使うハリは、髪の毛ほどの細さしかありません。
慣れた患者さんであれば、気持ちよくて治療中に寝てしまうことも、よくあります。
Q.
感染する心配はありませんか?
A.
当院で使用する鍼は、すべて使い捨て(ディスポーザブル)の鍼を使用しているので、感染の心配はありません。スタッフ全員が『安心・安全・衛生』を常に心がけています。
Q.
お灸は熱くないですか?
A.
お灸の熱さは、もぐさの大きさに比例します。通常、米粒の半分くらいの大きさのもぐさを使うことが多く、燃焼温度は約60度です。
熱を緩和したり、やけど防止のために、シールの上からお灸をすえたり、間接灸や灸頭鍼など、皮膚とお灸との間に距離があるお灸であれば、やけどをすることもないし、痕も残りません。
Q.
治療時間はどのくらいですか?
A.
約1時間です。初診時には、あらかじめ詳しい問診表にご記入いただきますので、予約時間の10分ほど前にお越しください。
Q.
どのような病気に効果がありますか?
A.
腰痛や肩こりなどの運動器疾患に効くイメージが強いと思いますが、婦人科疾患(更年期障害、不妊症など)、や内臓疾患、精神疾患(うつ病など)、自律神経疾患などさまざまな症状に有効で、WHOでもその効果が認められています。
具体的な症例は、こちらをご覧ください。
Q.
副作用はありますか?
A.
副作用はありません。
 副作用ではありませんが、治療後1〜2日ほど、だるくなったり、眠くなったり、ぼーっとしたりすることがあります。これらは鍼灸治療の効果が一時的に強く現れたもので、副作用のように悪い反応ではありません。鍼灸治療を初めて受けたときや、身体が敏感な方、鍼灸治療に馴れてない方に起こることがあります。
Q.
健康保険は取り扱っていますか?
A.
はい。医師の同意書があれば、保険を使っての治療を受けることができます。
保険治療は、継続的な治療を必要とする方におすすめします。
詳しくは、こちらをご覧ください。

女性専門外来について

Q.
病院での不妊治療を行なっていますが、どのタイミングで鍼灸治療を受けたらいいですか?
A.
どのタイミングで来院していただいても大丈夫です。
治療前にどのタイミング(月経周期)か必ずお尋ねします。
低温期・高温期など、そのときのお身体の状態に適した治療を行ないます。
不妊症の鍼灸治療はどのタイミングで始めても大丈夫!

〈月経の周期と鍼灸治療の役割〉

[月経期]
デトックス効果のあるツボを刺激して、生理痛の軽減や不要なものを排出させます。
ツボ 三陰交、血海、合谷など
[卵胞期]
エネルギーを蓄えるツボを刺激して良質な卵子の形成や子宮内膜の増殖をサポート。
ツボ 三陰交、太衝、関元など
[排卵期]
排卵をスムーズに行い、低温期から高温期への移行にはずみをつけます。
ツボ 三陰交、足三里、太衝など
[黄体期]
黄体ホルモンの分泌を促進。骨盤内の血流を良くして、高温期を持続させます。
ツボ 三陰交、足三里、気海など

Q.
人工授精・体外受精の前後に鍼灸治療を受けると、着床率が高くなるのでしょうか?
A.
当院では『妊娠しやすい身体=心身ともに健康な身体』と考えています。
移植直後の鍼灸治療をすすめている治療院もありますが、ただでさえプレッシャーのかかりやすい不妊治療ですので、当院ではご本人が一番通院しやすいタイミングでの治療こそ、もっともベストなタイミングだと考えています。
そのときのお身体の状態に適した治療を行ないますので、ぜひリラックスしたお気持ちで通院してください。

訪問マッサージについて

Q.
あらかじめ用意しておくものはありますか?
A.
健康保険証(初回のみ)
認印(保険請求を行う際に必要な書類に、2ヶ所の捺印箇所があります。)
Q.
施設に入居していますが、施設にも来てもらえますか?
A.
入居先の施設の許可があれば、訪問できます。
大和高田市、香芝市、広陵町、河合町にある有料老人ホームやグループホームなどへの訪問実績があります。
Q.
訪問の回数はどれぐらいが望ましいですか?
A.
週に1~3回が一般的です。お身体の状況や治療目標などによって異なります。
最初は週1回で始めてみて、慣れてから回数を増やしたりするなど、途中で回数を変更することもできますので、担当の鍼灸マッサージ師にお気軽にご相談ください。
Q.
治療に立ち会うことはできますか?
A.
もちろん、いつでも立ち会っていただけます。特に初回は、ご家族の方や、ケアマネージャー、施設のスタッフの方などに立ち会っていただけると、より詳しい情報が得られ、ご家族や他職種の方との連携も図りやすくなります。
Q.
同意書とは何ですか?
A.
かかりつけの医師に、医療上マッサージが必要であることを認めてもらう書類です。医療保険を使って訪問マッサージを受けるために必要です。

料金について

Q.
医療費控除の対象になりますか?
A.
はい、対象になります。
鍼灸治療は、確定申告の際「医療費控除」の対象となる医療費です。
当院発行の領収書とともに、他の医療機関での自己負担分や、薬局で買い求めた治療を目的とする医薬品等の領収書の合計が、年間10万円を超えると控除の対象となります。
当院で発行した領収書は、医療費控除の対象になりますので、大切に保管してください。
さらに詳しい手続きについては、国税庁ホームページをご確認ください。