70歳 女性

半年ほど前から落ち着きが無くなり不安感に襲われるようになった。主人に「自律神経失調症ではないか?」と言われ内科で診察を受けたところ、自律神経失調症の診断を下され現在は心療内科を受診されている。自律神経失調症の原因として特に思い当たるような事は無いとのことであった。


<初診時>
ロレツがまわらず言葉が聞き取り難い。だまっていると不安なのか一人しゃべりつづけて相手の話が聞けない状態であった。眼の焦点もはっきりしていないように見える。訴えは、「ふらつく」「身の置き所がない」「苦しい」「死にそうにつらい」とのことであった。他に頭がはっきりしない、眠れないといった症状を訴えた。
血圧124/62 脈が速い 治療室の廊下を歩いてもらうがまっすぐに歩けず「床ではなく雲の上を踏んでいるような感触」とのことであった。


遠絡療法と鍼灸治療を併用しておこなうことにし、一日おきに治療をおこなった。


治療5回目
口数が随分少なくなり表情と言葉に落ち着きがでてきた。

治療36回目
自転車に乗れるまでに回復し、上記の自律神経失調症による主訴は略治と判断し、本人が膝の治療を希望するのでそちらの治療をメインにすることとした。